昨日から桃の1回目の防除作業が始まりました。この時期は、気温もマイナスになる時間帯もある為、凍結に注意しながら作業を行います。
寒い時期に行う消毒の目的は、越冬病菌や害虫、縮葉病とカイガラムシ対策です。時に老木は、カイガラ虫に注意し、その対策をして散布を行います。
今日は、動噴機を使っての作業をしました。通常、畑の近くに消毒液を調合するハタカン設備がありますが、この時期は、凍結の恐れがある為、使える場所が限られます。
軽トラに積める動噴機とタンクを活用して作業をしました。今回は、スプレオイルとチオノックフロアブルを調合して薬剤を作りました。
タンクの弱点は、かく拌作業です。通常の農薬散布はスピードスプレイヤーと言う機械を使い散布します。この機械には、タンク内に薬剤をかく拌する機能があり比較的均一に薬剤が混ざります。しかし、タンクには無い為、手作業で混ぜる作業を行います(;^_^
確りかく拌作業ができたらいよいよ散布です。