現在は、1年を振り返りながら剪定作業を黙々としています。今年は、緊急事態宣言や他県を跨ぐ移動などで思うような営業が出来なかった年でした。
6月下旬、例年だとオープンをしています。しかし、今年は、緊急事態宣言・移動制限で営業が出来なく、観光農園に大きな影響がありました。中央道を見ても、マイカーの移動が極端に少なく、危機感を感じました。
緊急事態宣言の解除後、山梨県ホームページを毎日のように確認して、他県を跨ぐ移動制限解除の7月10日にオープンする事を願いながらスタートしました。
行政が出してくれたガイドラインは本当にありがたかったです。営業して良いのか悪いのか迷っいながらの営業。ガイドラインがあったのでルールに従いながら営業する事ができました。従業員はもちろん、お客様にも検温・マスク・アルコール消毒など協力をして頂きました。
また、7月の長雨にも悩まされた年でした。収穫前の桃・葡萄は、雨に弱い為、病気(細菌)との戦いでした。
来年に向けて、お客様が利用する設備や荷作りをする施設の換気や感染症予防対策の強化して行きます。安心して農産物を召し上がって頂ける環境を今以上に整えたいと思います。
コロナウイルスの終息の目途が立つまでは、今年と同じように入場制限などあると思います。果樹は、秋に植えて、翌年の夏に収穫する農産物ではありません。数年かけて、収穫を迎えます。コロナ禍を想定して、栽培計画を変更して、まずは、スタッフの感染症対策を徹底して栽培をして行きます。