2月17日!!まだまだ、寒い日が続いていますが、この時期に作業を行うのが葉面散布剤を枝に塗る作業を行います。目的は「発芽」を良くする事です。葡萄は、新しい枝にいくつもの芽があり、それぞれから4月中旬頃に芽吹き始めます。
一番先端の芽は、旺盛に芽吹き、その前の芽は遅れるなど、生育に差がでてきます。発芽を向上させる事と共に芽吹いた芽の生育もそろえる事も目的の1つです。その為、一番先端の芽にはメリットを塗りません。
メリット液を塗る作業は、専用のローラを使う事もありますが、私たちは、刷毛を使い塗っていきます。
使う葉面散布剤は、メリット青です。メリットは、昔から使われている液体の葉面散布剤です。メリットは多く分けて3種類(青・黄・赤)とあり、今回使うのが青です。
大房系葡萄(シャインマスカット・ピオーネ他)は、基本、原液をそのまま塗っていきます。小さいデラウエアのみ水で濃度を調整して塗っていきます。4月中旬以降に葡萄は発芽をしてきます。今年も元気な芽が発芽してくることを願いながら作業を行いました。