本日は、お昼から山梨県果樹園芸会が主催する桃部の勉強会に参加してきました。果樹園芸会桃部は、山梨県を代表する桃の生産者も参加している部会です。本日は、優良農園の「夢みずき」の圃場を見学して、園主の話など聞きながら勉強をしてきました。
同じ山梨でも地域が違うと木の仕立て方も違ってきます。今回は春日井地区の圃場を見学したのですが、春日井地区の桃圃場に入ったのは初めてで、大変勉強になりました。優良園の剪定を一緒に行った友人と勉強してきました。帆柱の高さや木の仕立て方、植えている木の間隔や土壌の柔らかさもこの時期でしか見れない畑の様子を開設もして頂き、大変に勉強になりました。
モモ部の部長から園主に質問もして下さり、普段では聞けない話など、参加の価値は大きかったです\(^o^)/ちなみに「夢みずき」は、整理落下が多い事も課題にあり、私も悩んでいましたが、その件に触れて下さり、興味深い情報も仕入れる事が出来ました。も~う、話を聞いたら、ドキドキしてきて、自社の畑は大丈夫かな~と考えたら行ってもたっても居られなくなり畑に直行!!
畑に戻ると、ちょうど夢みずきの畑で作業をしていましたので、樹齢も違うので大きさは違いおますが、剪定などは、来年の参考にして、本日勉強したことを活かして行きたいと思います。これから桃の花が咲き、桃の作業が本格的になってきますが、作業が遅れないように計画→準備を徹底したいと思います。
【夢みずきの情報】
夢みずきは、7月初旬から中旬に収穫される山梨県のオリジナル品種です。比較的新しい品種になりますが、同じくらいの時期に収穫をする桃として代表的なのが「白鳳」です。若干、白鳳より収穫は早めになります。なので「早生白鳳」と同じくらいの時期です。糖度は13度を超える桃も多く、玉張り、着色も良い品種で、果肉は、やや硬めです。近年、固い桃もが人気の為、夢みずきは今後も人気が高くなる品種と思っています。理想園では、大幅に増やしている品種です。ただ、この品種の弱点があります。それは、整理落下です。山梨県果樹試験所やJAからも栽培指導もありますが、それでも他の品種より整理落下が多いです。桃の専門部会など参加して情報交換しながら改善を探し栽培をしている品種です。理想園では、葉面散布などこの品種独自の対策をしながら栽培をしていきます。