本日の集合は朝6:00!!
私たちの地域では、5月下旬から6月初旬にかけて、ぶどう生産者はジベ作業に追われます(;^_^
そして、この時期に悩まされるのが天候です。
ジベ作業は、房が濡れている状態では、作業が出来ませんし、作業後に雨に降られてしまっては、十分な効果が得られません。
その為、スマホで天気予報を頻繁にチェックしながら作業スケジュールを練ります。
最近の勝沼は、夕方に雨が降る日が続いています。
シャインマスカットやピオーネなど大房系は、この時期に1回目のジベ処理作業をしたいんですが、天候が・・・・
連日、悩める日々を過ごしています。
そこで活躍するのが「笠紙」です。雨に降られても良いように作業を終えた房から雨除けの笠をかけて行きます。メリットは、ジベ処理効果が低下しにくように雨から守ってもらいます。効果は、それだけじゃないんです。この時期は、ぶどうはものすごくデリケートな状態です。その時に、雨にあたると病気も多くなります。もちろん、デメリットもあります。ジベ処理を行うシャインマスカットやピオーネなどの品種は、摘粒作業をこの後で行います。通常、約100粒ある葡萄を房を間引き作業を行い約35粒にする作業があります。その時に傘が邪魔になり作業効率を下げてしまいます。また、ひと手間多くかかるので大変です^^;
ただ、デメリットに勝る価値がある為、病気に弱い品種を中心にひと手間かけて、かさかけ作業を行います。
写真は、朝7:30頃に撮影しました。青空が見えて、今日の雨は、大丈夫かな~など話しながら、休憩しました。
結果は、12:00過ぎたら、雨が降り、15:00ころに天気予報の通りに雨になりました。