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桃の剪定作業が始まりました。

今年も桃の剪定作業が始まりました!例年であれば12月以降にスタートしていた作業ですが、今年は耕作面積が増えたこともあり、早めに作業を開始しました。

剪定作業は、経験豊富なスタッフと、初めて剪定作業を行うスタッフに分かれて行っています。経験豊富なスタッフは、樹勢や枝の状態を見極めながら、的確に剪定を進めています。一方、初めてのスタッフは、先輩の指導を受けながら、丁寧に作業を進めています。

今年の早生白鳳は、夏場の雨が多かったため、枝葉が密生している箇所が多かったです。そのため、剪定作業では、樹冠内部への光を十分に当てることができるよう、不要な枝を間引いたり、枝の長さを調整したりしました。

 

剪定後の樹は、すっきりとした印象になりました。切り口には、乾燥と殺菌を目的としてトップジンペーストを塗布しました。

 来年の対策

今年の収穫で得られた教訓を活かし、来年の栽培に繋げたいと考えています。特に、日照不足対策として、タイベックシートからシルバーシートへの変更を検討しています。シルバーシートは、光を反射させる効果が高く、果実の着色を促進する効果が期待できます。

また、剪定方法についても、より効率的かつ効果的な方法を模索していく予定です。

桃の剪定作業は、果樹栽培において非常に重要な作業です。剪定一つで、翌年の収穫量や果実の品質が大きく左右されます。

毎年の剪定作業を通して改めて、農業の奥深さを感じました。これからも、お客様に美味しい桃を届けられるよう、日々精進してまいります。

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