理想園について

ごあいさつ

理想園へようこそ

ぶどう発祥の地・勝沼で昭和30年創業の株式会社理想園は、「食べる」と「楽しむ」をテーマに、ぶどうと桃の観光農園を運営しています。2022年には、峡東地域が世界農業遺産に認定され、私たちの農園があるこの地の農業の価値が世界的に認められました。日本一のproductionを誇るぶどうと桃をはじめ、四季折々の果物を栽培。小さなお子様からご年配の方まで、ご家族皆様で旬の味覚狩りをお楽しみいただけます。一年を通して丁寧に管理された畑で育った、もぎたてのジューシーな果実を、ぜひ理想園でご堪能ください。皆様のご来園を心よりお待ちしております。

経営理念

桃と葡萄が紡ぐ、
人と地域の豊かな未来。

私たちは、日本一の桃と葡萄の産地にある専門店として、お客様に最高の味わいと感動をお届けすることを使命としています。 地域との繋がりを大切にし、先人たちが築き上げた産地ブランドをさらに高め、この地の美しい景観を未来へと繋ぐことで、 地域社会の発展に貢献していきます。私たちは、桃と葡萄を通して、人と地域が繋がり、豊かな未来を創造していくことを目指します。

ミッション

最高の一粒を、最高の瞬間と。

最高の品質の桃と葡萄を提供することで、お客様に忘れられない感動体験を届けることを目指します。 「一粒」は品質へのこだわり、「瞬間」は子供たちに産地で体験するかけがえのない「今」と言う価値を提供していきます。

● お客様への提供価値
観光農園事業を通じて、最高の味わい、感動体験、特別な時間などを提供し子供たちの笑顔を紡ぐ。
● 地域との関わり方
生産性がない農地の撲滅。産地ブランドの向上、景観保全、地域活性化など取り組む。
● 事業活動の核
果樹栽培と収穫体験を事業の柱とし、情報発信、産地直送販売、カフェ運営、通信販売、農業支援を通じて、地域とお客様を結びます。
● 従業員の行動指針
常に最高の果実を追求し、お客様に新たな価値を提供するために、チームで挑戦し、学び続けることで成長します。

会社概要

名称 理想園 農業生産法人 株式会社理想園
所在地 〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2797
電話 0553-44-0242
FAX 0553-20-4528
所要人数

100名

駐車場 第一駐車場 10台
第2駐車場 15台
第3駐車場 15台

理想園の歴史

お客様にとって理想のぶどう園にしたい。そんな想いから「理想園」は始まりました。

創業は昭和30年。今年で創立61年を迎えることができました。

創業当時の勝沼には大きな「ぶどう園」が5,6件しかありませんでした。その頃はまだ今のような「ぶどう狩り」では無く、ぶどうの木の下でお皿に盛ったぶどうを食べたり飲み物を飲んだりする「ぶどう見学」が主流でした。

理想園は畑も少なければ売店もなく、小規模な「ぶどう見学」だけをご提供していました。しかし、当時の園主である草塩守は、それではお客様に満足して頂けないと考え、お客様の送迎をし、お客様ご自身で直接ぶどうを切って収穫してもらう、現在の「ぶどう狩り」に繋がる形へ事業を展開していきました。そして、お客様をおもてなしし、ご自身で収穫して頂くスタイルは、他のぶどう園にも広まり、勝沼を現在のようなフルーツ狩りの名所へと変えていきました。

小さな農園からスタートした理想園。何をしたらお客様は喜んでくれるのか日々考え、ご来店頂いたお客様に朝ご飯や漬物をお出しするなど、出来る限りのおもてなしをしたそうです。現在では朝ごはんは無くなりましたが、漬物は変わらず大人気!!今でもお得意様に喜ばれています。

毎年少しずつお客様が増え、当時の住まいから畑のある現在の所在地に家を建て、売店を作ったのは、開業してから約13年後になります。その頃、都内の信用金庫に勤めていた守の息子である草塩政則が後継者として理想園の後を継ぎました。東京での経験を生かし、バス観光会社(近畿日本ツーリスト様)をはじめ、次々と契約をとり、団体のお客様にもご利用いただくようになりました。

また、その頃から高級ぶどう・桃の発送を本格的にスタートしました。当時はFAXが20万円もしたそうです!
スタート当時、苦戦したのが桃の発送です。当時は今の品種と違い病気に弱く「灰干し病」など、お客様にご指摘を頂く事がありました。灰干し病は、発送した時には病気が確認できません。1、2日すると、白くカビのような物が出てきます。県外発送を始めた時から、発送業務においては母が責任者でした。夜遅くまで、箱を選んだり、ネット(桃を包むスポンジ)やクッションを選んだり、夕飯の後売店で仕事している姿は、今でもよく覚えています。当時の県外発送の件数は、数十件。今では、契約農家様や親戚の協力があり、月間数千件と大幅に増えました。

また、年々ご来店するお客様も増え、嬉しい面が多かったのですが、個人経営の農園でしたので、大手旅行代理店様の対応が難しくなってきました。その為、1995年に経営方針を変更し、個人のお客様中心にきめ細かいサービスを提供できる観光農園に生まれ変わりました。「また、来たいと言われる農園」を目指し、家族一丸となり頑張りました。。

ただ、商品を売店で販売するのではなく、家族や友人と産地に来て「ぶどう狩り」「桃狩り」を体験していただき、休憩所でのんびり過ごして頂く。そして「理想園は楽しかったね!」といつまでも想い出に残るような理想的な観光農園にすべく日々頑張っていきます。
社員一同、今後ともよろしくお願い申し上げます。

2016.5.10 草塩正国

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